例年、卒団を間近に控えた6年生が最後に参加する大会は「小金井北部招待大会」です。
ところが、残念なことに降雪・雨天のため、大会が中止となってしまいました。
一時は落胆したものの、「HMミニカップ」が開催されることとなり、参加することが出来ました。
主催してくださったはやぶさフットボールクラブさんと小金井緑小ファイターズさん、ありがとうございます。
底冷えのする寒さの中、6チームが集まりました。
待ちに待った大会、それにかける気持ちはどのチームにもあったかと思います。
9人制:15分ハーフ
予選リーグ
vs 緑小ファイターズ 0-3 ●
vs FC新宿内藤 0-2 ●
5位決定戦
vs 大和北FC 2-2 ○ (大輝、隆之介←大輝)
PK 4-3
1試合目は、気負いすぎか、前かがリになりすぎ、うまくパスがつながりません。
守備の連携ミスから前半で3失点してしまいました。
ハーフタイム後は、やっと気持ちが落ち着いたのか、パスが回り始め、コーナーキックやシュートの回数も増えましたが、大柄な相手キーパーが守るゴールを割ることが出来ません。
プレーに勢いが出てきたものの、時間切れとなりました。
2試合目は、1試合目の後半の勢いを保てるかと期待しましたが、ガラッとシステムを変わり、リセットがかかってしまったようでした。
前半は0-0で折り返しましたが、後半は、相手のリズム良い連携プレーに後手後手となる場面があり、サブキャプテン弘夢は初イエローカードをもらってしまいました。
惜しい場面があるのの、得点には至りませんでした。
いよいよ最後となった3試合目は、1試合目後半の布陣で臨みました。
開始早々に失点。
その後、シュートをためらう弱気なプレーが見えた直後に
宣コーチから、
「最後なんだぞ! 自分の好きなようにプレーしてみろ!!」
という言葉がかかりました。
その途端、選手達が積極的にボールに絡むようになりました。
ミスもありますが、それをカバーしようと動きます。
俊足の大輝がドリブルで駆け上がり、キーパーの動きをよく見て、軽くシュートしたボールがゴールに吸い込まれました。
やはり得点すると、意気もあがり、プレーも良くなってきます。
2点目は、DFの翔汰が起点となり、大輝が運び、飛び込んだ隆之介がボレーシュートを決め、逆転し、前半終了です。
・・・しかし、ここで、勝ちきれないのが、この学年チームなのかもしれません。
いい形のプレーもあり、追加点のチャンスもありましたが、相手に同点のゴールを許してしまいました。
勝敗を決めるPK戦は、キャプテン颯太からスタートです。
大輝、弘夢と確実に決めていき、相手の3人目のシュートをキーパー颯がセーブしました。
4人目の敦成がシュートを決めた時、ピッチの選手たちは、いつの間にか皆で肩を組み、仲間のプレーを見守ります。
5人目の翔汰のシュートが上に反れてしまいましたが、颯が次の相手シュートを正面でキャッチし、皆で飛び跳ねて、試合終了です。
勝ち星をようやく手にすることができました。
この大会には、6年生のほかに、4,5年生の部員を数名帯同しました。
寒い中、大きな声でベンチから応援をしてくれました。
試合後、監督コーチから話がありました。
「完全燃焼できたか?」
「これから先、サッカーを続けていくなら、個人の技術を磨いていこう。」
「次はロードレースだ」 etc・・・
指導者、他学年部員、保護者・・・
皆に支えられて、
6年生部員9人の、このメンバーが揃ってプレー出来る小学生時代の最後の大会が終わりました。
お疲れ様でした。
| 19:50