2013年5月19日に、ライフ整骨院院長の吉田氏を講師に迎えて、
保護者の為の勉強会が行われました。
<勉強会レジメ>
●柔軟性がもっとも大切か?
●怪我をするのはなぜ?
●練習てなに? 小学生にそもそも筋トレは必要?
●トレーニングとプラクティスの違い
●小学生に必要な筋トレは?
●怪我をしないようにするには?
●腰から下の簡単マッサージ
当日は、実技を含めて3時間の内容でした。
勉強会で配布された資料を基に、ここではポイントをまとめてみました。
テーマ1 ケガのしにくい体作り
私たちは、柔軟性があると怪我をしにくいと思っていましたが、そうではなく、オーバーユースによって怪我がしやすくなると知りました。
時間は短くても、その中で濃い練習を行う、偏った動きを長く続けない事の方が望ましいそうです。
筋トレは小学生でも必要だけれども、首から股関節の体幹トレーニングをすると良いようです。
※体幹トレーニングとは、器具などを使わずに、自分の体重で負荷をかけるトレーニングをいいます。
1日1回は正座をすると関節軟骨の柔軟性が良くなるそうです。
テーマ2 怪我の処置方法
【怪我の分類】
突発的な怪我
◆1次元的なもの
切創(せっそう)・・・鋭利物(刃物など)による損傷
割創(かっそう)・・・裂傷が皮膚組織すべてを引き裂き、内臓・骨を露呈する損傷
◆2次元的なもの
擦過傷(さっかしょう)・・・摩擦による損傷で、表皮のレベルまでしか達していないもの
挫滅傷(ざめつしょう)・・・摩擦による損傷で、真皮や皮下組織・それ以下のレベルまで損傷したもの。或いは急激な圧力による同様な損傷。
◆内面的なもの
内出血・・・体内の血管が破裂する等して皮下で出血する現象のこと。
骨折・・・直達外力や介達外力により骨が変形、破壊を起こす外傷であり、構造の連続性が絶たれた状態のこと。
捻挫・・・関節に関節の許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷の一つである。多くは患部に痛みと腫脹、熱感を伴う。
内臓破裂
◆熱的要因のもの
熱傷(ねっしょう/火傷やけど)・・・お湯や油などの熱・化学薬品・放射線などが原因で生じる体表組織(主に皮膚)の局所的損傷
凍傷(とうしょう)・・・低温が原因で生じる皮膚や皮下組織の傷害
反復性の怪我
◆疲労骨折(ひろうこっせつ)・・・一度では骨折に至らない程度の力が、骨の同一部位に繰り返し加わることにより発生する骨折である。
◆骨端炎(こったんえん)・・・成長期に成長軟骨の部分で障害を起こす病気
◆関節炎(かんせつえん)・・・関節の炎症をともなう疾病の総称
◆滑膜炎(かつまくえん)・・・臀部、膝、足首または肩などの関節を覆う結合組織の層である滑膜の炎症(腫脹、疼痛および熱感)。
【処置方法】
□切り傷・擦り傷
□打ち身・打撲・捻挫・骨折
【コールドスプレー:応急処置】
コールドスプレーは、怪我をした場所で応急措置に使い、安全な場所に移動した後は、アイスパックで次の処置に入ることが望ましいです。
<<使い方>>
患部に直接は、熟練者でなければダメ。
布の上から3秒以内が原則。
濡らしたタオルの上から噴霧し、タオルを凍らすことでアイシングが可能。
コールドスプレーをやる前に手の甲で患部の熱をみて、左右の温度が違うようであればコールドスプレーをした方がいいそうです。
【テーピング:予防】
テーピングの部位と効果
○足首 内反・外反捻挫の予防
○膝 捻挫の予防
○腰 捻挫・筋挫傷・疲労骨折の予防
○手首 転倒時の捻挫の予防
【腰から下の簡単マッサージ】
○足の裏
○足首
○ふくらはぎ
○すね
○膝(関節・裏)
○太もも(クォードM)、ふともも裏(ハムストリングス筋群)
○股関節
○体側ストレッチ
★MET、PIP、PNF、スポーツアロマ
勉強会では、それぞれがペアになり、実際やってみました。
痛いのは初めだけで、マッサージをしてもらっているうちに痛みが無くなったのがとても不思議です。
1回の勉強会で、全てを完璧に覚えるのは困難ですが、記憶を呼び起こしてこれからやって行きたいと思います。
講師の吉田氏は、部員の保護者であり、2011年と2012年の12月に当チームが会場提供したコスモ・フレンドリー・リーグ招待大会予選リーグにおいて、救護班を担当してくださいました。
また、2013年3月17日には、小学生の部員向けの勉強会にも対応していただきました。
体幹&勉強会
2014年9月21日に、保護者を含めたトレーニング講習会を行いました。
トレーニング講習会
伝授いただいたビクトリーストレッチは、今後チーム内の練習に取り入れて行きます。
ご協力に感謝申し上げます。
保護者の為の勉強会が行われました。
<勉強会レジメ>
●柔軟性がもっとも大切か?
●怪我をするのはなぜ?
●練習てなに? 小学生にそもそも筋トレは必要?
●トレーニングとプラクティスの違い
●小学生に必要な筋トレは?
●怪我をしないようにするには?
●腰から下の簡単マッサージ
当日は、実技を含めて3時間の内容でした。
勉強会で配布された資料を基に、ここではポイントをまとめてみました。
テーマ1 ケガのしにくい体作り
私たちは、柔軟性があると怪我をしにくいと思っていましたが、そうではなく、オーバーユースによって怪我がしやすくなると知りました。
時間は短くても、その中で濃い練習を行う、偏った動きを長く続けない事の方が望ましいそうです。
筋トレは小学生でも必要だけれども、首から股関節の体幹トレーニングをすると良いようです。
※体幹トレーニングとは、器具などを使わずに、自分の体重で負荷をかけるトレーニングをいいます。
1日1回は正座をすると関節軟骨の柔軟性が良くなるそうです。
テーマ2 怪我の処置方法
【怪我の分類】
突発的な怪我
◆1次元的なもの
切創(せっそう)・・・鋭利物(刃物など)による損傷
割創(かっそう)・・・裂傷が皮膚組織すべてを引き裂き、内臓・骨を露呈する損傷
◆2次元的なもの
擦過傷(さっかしょう)・・・摩擦による損傷で、表皮のレベルまでしか達していないもの
挫滅傷(ざめつしょう)・・・摩擦による損傷で、真皮や皮下組織・それ以下のレベルまで損傷したもの。或いは急激な圧力による同様な損傷。
◆内面的なもの
内出血・・・体内の血管が破裂する等して皮下で出血する現象のこと。
骨折・・・直達外力や介達外力により骨が変形、破壊を起こす外傷であり、構造の連続性が絶たれた状態のこと。
捻挫・・・関節に関節の許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷の一つである。多くは患部に痛みと腫脹、熱感を伴う。
内臓破裂
◆熱的要因のもの
熱傷(ねっしょう/火傷やけど)・・・お湯や油などの熱・化学薬品・放射線などが原因で生じる体表組織(主に皮膚)の局所的損傷
凍傷(とうしょう)・・・低温が原因で生じる皮膚や皮下組織の傷害
反復性の怪我
◆疲労骨折(ひろうこっせつ)・・・一度では骨折に至らない程度の力が、骨の同一部位に繰り返し加わることにより発生する骨折である。
◆骨端炎(こったんえん)・・・成長期に成長軟骨の部分で障害を起こす病気
◆関節炎(かんせつえん)・・・関節の炎症をともなう疾病の総称
◆滑膜炎(かつまくえん)・・・臀部、膝、足首または肩などの関節を覆う結合組織の層である滑膜の炎症(腫脹、疼痛および熱感)。
【処置方法】
□切り傷・擦り傷
処置:真水で洗う→ 患部を消毒する※1 → 患部を覆う※2 |
注意:最近、湿潤療法といって、消毒せずに水で洗ってそのままラップで患部を保護する方法が流行っていますが、これをやると非常に大きな手術になる恐れがあります。生兵法は行わず、必ず上記の法則を守ってください。 |
※1 マキロンなど。(イソジンは健康な組織も破壊してしまうそうです。) |
※2患部を覆うのは、ラップでも構いませんし、カットバンでも構いません。 膿がでた時点で外科に行くのが間違いありません。 |
□打ち身・打撲・捻挫・骨折
RICE処置+保護(プロテクト) |
アイシング → 圧迫 → シップ+包帯固定 |
捻挫の処置:腫れに対してアイシング・受傷した形の逆の形にして固定して専門家に見せる。 |
骨折の処置:急激な腫れがあるが、大きな骨折以外わかりにくい。 骨折が明らかな場合は、その部位を何かで固定し、専門医へ託すこと。 |
【コールドスプレー:応急処置】
コールドスプレーは、怪我をした場所で応急措置に使い、安全な場所に移動した後は、アイスパックで次の処置に入ることが望ましいです。
<<使い方>>
患部に直接は、熟練者でなければダメ。
布の上から3秒以内が原則。
濡らしたタオルの上から噴霧し、タオルを凍らすことでアイシングが可能。
コールドスプレーをやる前に手の甲で患部の熱をみて、左右の温度が違うようであればコールドスプレーをした方がいいそうです。
【テーピング:予防】
テーピングの部位と効果
○足首 内反・外反捻挫の予防
○膝 捻挫の予防
○腰 捻挫・筋挫傷・疲労骨折の予防
○手首 転倒時の捻挫の予防
【腰から下の簡単マッサージ】
○足の裏
○足首
○ふくらはぎ
○すね
○膝(関節・裏)
○太もも(クォードM)、ふともも裏(ハムストリングス筋群)
○股関節
○体側ストレッチ
★MET、PIP、PNF、スポーツアロマ
勉強会では、それぞれがペアになり、実際やってみました。
痛いのは初めだけで、マッサージをしてもらっているうちに痛みが無くなったのがとても不思議です。
1回の勉強会で、全てを完璧に覚えるのは困難ですが、記憶を呼び起こしてこれからやって行きたいと思います。
講師の吉田氏は、部員の保護者であり、2011年と2012年の12月に当チームが会場提供したコスモ・フレンドリー・リーグ招待大会予選リーグにおいて、救護班を担当してくださいました。
また、2013年3月17日には、小学生の部員向けの勉強会にも対応していただきました。
体幹&勉強会
2014年9月21日に、保護者を含めたトレーニング講習会を行いました。
トレーニング講習会
伝授いただいたビクトリーストレッチは、今後チーム内の練習に取り入れて行きます。
ご協力に感謝申し上げます。